ロゴ入りバージョン


個展するからにはちょっとくらいデザインの事とか書いていこう。

ポートアーサーで生まれたあの女、ジャニス・ジョプリンのチープ・スリルっていうアルバム(漫画の絵の一番有名なやつ)を聴いて、かっこいい!もっとブルースをくれよって思ったときに見つけたこのアルバム。

「ジャニス・ジョプリン、コズミック・ブルースを歌う」タイトルもドンピシャ、意味はよくわからないけどブルースか、次はこれ聴くぞってことでレコ屋で即ゲット! 内容はスタックスサウンドって感じで、チープ・スリルよりドロドロしてなくて聴きやすい。でも映画じゃアレサ・フランクリンの二番煎じって言われてましたね。ジャニスはやっぱビッグ・ブラザーとやってる時が王道ですか?サマー・タイムとかやばいもんな。

それでジャケは、真っ赤でブレブレの写真がめちゃくちゃにかっこいい。(絵で表現するにはちょっと技量がないですが…)とにかくすごいパワーを感じるアルバムジャケットで、写真だけ(文字はなし!)で中身も伝わるなんてすごいなあ…とか思い、聴きながらぼーっとジャケット眺めてました。

しばらくそれで満足してたんです。

でもね、最近レコード屋で見つけてしまったんですよ。

ロゴ入りバージョン!

このロゴは、絶対チープ・スリルのアムバムジャケットも描いている漫画家ロバート・クラムのいい仕事だ! 赤い写真に涼しいブルーのゴテゴテしたロゴがちょうどいい大きさで入ってて、飾ってあるの見てぶっとびました!こんなんあったんかよ。知ってたらこっちだけ買ってたのに…かっこいい写真の上に手描きのロゴ乗せるなんてわびさび効いててずるい。いつか自分もやってみたい、こんなん出来たら快感やろな。とか思いつつ、同じレコードは買わない主義の僕は、店でそのレコードを穴が空くほど見つめてからゆっくり離れた。

結構高かったんですフランス版かなんかで、3000円くらいして。コレクターとかじゃないから2枚もいらないし。

頭の中で覚えたから大丈夫、大丈夫。家に帰ってからも思い出して、あーあれめちゃくちゃよかったなー、あれこそロックなデザインやなー。ぼくのやつはロゴついてないなー。とレコード聴きながら忘れられなかった。

ロバート・クラムは漫画家ですが、戦前ブルースとかカントリーのレコードジャケットを結構よく描いていて、文字だけのデザインを見ても、だいたいすぐわかりますね。絵ももちろんかっこいいけど、「かっこいい文字」てのもあるんですね。

ちょっとだけ真似して描いてみた。こんな感じです。やっぱかっこいい。色はおそらくカラートーンていうやつを使っている。

 

で、次の日の晩には僕の部屋に飾ってありましたよ。「ジャニス・ジョプリン、コズミック・ブルースを歌う/ロゴ入りバージョン」。

全然我慢できませんでした。

 

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The Dynamite Box

-ザ・サンダーボーイズ塩嵜直人/バンドフライヤー・イラスト展-

 

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