追憶のフジロック2018


-サンダー・マウンテン・イン・ジャパン-

 

ジャック・ジョンソンの演奏が終わって、ピアノの人かっこよかったなぁとか思う間もなく、瞬時にモッシュ状態に。今まで聴いてたハワイアン・ミュージックは吹っ飛んで、一気に目が覚めた。僕の脳裏を、高校生の時に行ったザ・ハイロウズの地獄のライブがよぎる。いやだなぁ。人の汗に濡れたくないなぁ。登場まであと一時間。この状態を「ハイロウズ」と呼ぶことにしよう、今日のライブも20分の休憩あるのかなぁ、なんて考えながら、いつものちっちゃめのグランドピアノが出てきたのを見て、僕もなんだか興奮してきたぞ。

結構前に居たのに、楽器類のセッティングは結構、奥。なんかあんまり近くない…。この日は天気悪かったし、またいつ雨が降るかわからないからなのか。それからしばらく、オスカー像の位置も何度か変わりながら、ついに

ギターの音。

ボブ・ディランの登場です。

1曲目、まっすぐピアノへ。シングス・ハブ・チェインジド(オスカー賞 ! 主題歌になった映画ワンダー・ボーイズもおもろい)はピアノで歌う原曲に近いアレンジに戻ってた(なんかピアノ上手くなりました?)。さんざんライブ音源聴いてるのに、サンダー・オン・ザ・マウンテンをやってるの5番くらいまで全く気付きませんでした。それなのに心に残ったのは気づいた嬉しさか? これは、ロカビリーだ! これがボブ・ディランのライブの楽しいところ。ロックバンドの演奏で、イントロが鳴ったのに何の曲か分からない事なんか、普通はまずない。

この日は、近年あまり日本では演奏されなかった「代表曲」オンパレード。全曲ピアノで演奏。でも僕は見た。ラブ・シックで一回だけ真ん中のマイクで歌おうとしてたのを。なぜか「やっぱやめた」って言ってまたピアノ弾きに行きました。

今回は、いつもやってるアメリカンスタンダードをやらなかったんで、バンド演奏は、前回の来日と全く違って荒々しい。今夜ばかりはロックでいくぜって心意気が伝わってきた。これまでアルバム『テンペスト』ツアーのZEPP公演が僕にとっては一番でしたが、フジロックのライブはそれ以上か!? 暗転の時に水をがぶ飲みし、演奏中は(強)風に吹かれてうっとうしそうな反面、ニヤッと笑っていつもより楽しそうに演奏してるのが、なんか印象的でした。

何と言っても僕は「追憶のハイウェイ61」! 今のバンド編成でのピアノを弾きながら歌うブルースはもうこの上ないかっこよさ!

 

僕の目の前に、アメリカのミュージシャンのボブ・ディランがいる。

日本でブルースが演奏されてるよ。

 

前日から新潟行って泊まる所もなくて、当日フジロック記念で買った、ジョー・ストラマーTシャツはバックプリントがコテコテで汗疹できそうで(なんとかしてくれよ!)、あんまいいことなかったけど、

やっぱりボブ・ディラン見たら満足して、ビール飲んで日帰りしちゃいました。

 

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The Dynamite Box

-ザ・サンダーボーイズ塩嵜直人/バンドフライヤー・イラスト展-

 

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